アクションドールから始まり、ラノベ、舞台、アニメ、ソシャゲ、コミックとメディア展開が続いてきたコンテンツ「アサルトリリィ」。
そんな「アサルトリリィ」のメディア展開で特別な位置を占める舞台公演において、本編舞台版に先立って外伝として上演された「アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院」シリーズの初作「シュベスターの祈り」が、待望のリニューアル再演されましたね!!!
「ルドビコ女学院」は舞台公演をした縁からか、劇団名がそのまま「アサルトリリィ」のガーデンとして取り入れられるなどして、本編舞台版にもキャラが登場したりしていましたが、アニメやソシャゲなどのマス展開をフィードバックする形でのリニューアル化は本当に最高でした~。
ただ、新型コロナが未だに予断を許さない状況は、今回の再演にも深い影を落としていて、それでも予定通りに千穐楽まで、代役などを交えながら、シリアスあり、コミカルあり、アドリブありで、駆け抜けてくれたキャストさんたちの熱演と、それを支えてくれたスタッフさんたちに最大限の敬意を表したいと思います。
内容のほうも、未来様の謎の最期を巡って、様々なリリィたちの思惑が交錯する中で、それぞれの弱さや迷い、苛立ちなどが顕わになりながら、真の敵ともいうべきGEHENAの暗躍が浮かび上がってくる様が、迫力ある殺陣やレアスキル表現などの斬新なプロジェクションマッピングなどを交えて、一気に感じ取れるものとなっていましたね。
特に、本編舞台版では頼りになる幸恵様が脆さや不器用さを見せるところ、百合亜様のクールに突き放すように見えて、意外と気遣い(?)を欠かさないところとかが興味深かったですし、新キャラである麻嶺様のあえて傍観者的スタンスも物語を立体的に見せていたと思いました。
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